1960年代の保守的な家庭で、5人兄弟の4男として育ったザック。「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる1970年代。ザックは同性に惹かれ始めた自らのアイデンティティと、男らしくあれという父親の価値観の間でもがくようになる。
教会で働くケラーから殺人の懺悔を聞いた神父ローガン。だが、状況証拠から神父自身が犯人にされてしまう。聖職者の彼は懺悔の内容を語ることができず……。戒律に挑戦した異色のサスペンス。