どこか疲れた様子の夫婦。互いを気遣う素振りは見せるが、なぜか2人の間に会話はない・・・。セリフはまったくない13分の物語の中で、深い愛情とともにアメリカ社会が抱えた問題をも表現した秀作。

恋人を追って日本に来たのに、体よく振られてしまったアビー。そんなアビーを救ったのは、一杯のラーメンだった。アビーはラーメン店で修行をすることを決意。しかし、店主マエズミは酒飲みで短気、アビーに雑用ばかりを命じる。ある日、ラーメンの達人がアビーの味を認めてくれないと店を辞めるとマエズミが言いだした。