新宿の裏通り界隈を根城にするホームレスの中年男性ギン、オカマのハナ、家出娘のミユキはクリスマス・イヴの夜、ゴミ置き場に捨てられた赤ん坊を発見。ギンは赤ん坊を警察に届けようとするが、子どもを育てることが夢だったハナは赤ん坊を勝手に《清子》と命名し、自分たちで親探しをしようと決める。だが、手がかりになりそうなものは赤ん坊と一緒にあったわずかな写真と名刺だけ。翌日、3人は写真の場所を探して歩き回る。
妻を病気で亡くしたティーは工事現場で働きながら一人息子のディッキーを一流私立小学校に通わせている。ディッキーの欲しがる運動靴を拾いに行ったゴミ捨て場で、ティーは緑色のボールを見つける。ティーが持ち帰ったボールから生まれた生物(かどうか不明な物体)をディッキーはミラクル7号と呼んで飼い始める。
子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。主人公夫婦を『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンと「フレンズ」のジェニファー・アニストンが演じている。泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる一作。
今年は恒例のクリスマスパーティーをしないと決めたクランク夫妻。ツリーもなし、飾りつけもなしと決め込んだ2人に、近所の風当たりは強くなっていき...。
若きセックスセラピストの脳に、下垂体を圧迫する腫瘍が見つかる。摘出手術後、抑制されていたホルモンが解き放たれ、御年30にして思春期を経験することになる。