「アマゾンプロジェクト」の責任者・水澤令華のもとに2年前から養子として引き取られた一人の青年・水澤悠がいた。彼も自らの変調に気付きつつあった。そしてアマゾンを狩るアマゾン、鷹山仁も独自に行動を開始していた。その男の目的は依然謎のままである…様々な思惑が錯綜する中、悠と仁の出会いによって物語は大きく動き出すのであった。
あれから5年…。トラロック事件によりアマゾン大量流出事件は終息したかに見えたが、事態は思わぬ展開を迎えていた。アマゾン狩りをしていた千翼は、アマゾンと戦う謎の少女・イユと運命的な出会いを果たす。しかし、千翼はまだ知らない、彼女はアマゾン化した父親に殺され、アマゾンとして蘇った生体兵器であることを―。
カナダの美しい島、プリンス・エドワード島。グリーン・ゲイブルズと呼ばれる屋敷で暮らすマシューとマリラの老兄妹のもとに、児童養護施設から13歳の少女アンがやって来た。だが、駅に迎えにいったマシューは、彼女の姿を見て困惑。彼らが養子に望んだのは男の子だったのだ。翌日には彼女を孤児院に返そうと考えた2人だったが、おしゃべりで想像好きなアンの無邪気さは2人の心を動かし、彼らはアンを手許に置く決心をする…。
2016年4~6月にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送された「甲鉄城のカバネリ」の総集編となる劇場版2部作の前編。「進撃の巨人」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOがタッグを組んだオリジナルアニメーションで、「カバネ」と呼ばれる不死の怪物たちが跋扈(ばっこ)する世界で、生き抜くために戦う人々の姿を描いた。極東の島国である日ノ本(ひのもと)では、カバネの脅威に対抗するため、各地に「駅」と呼ばれる砦が気付かれ、分厚い装甲に包まれた蒸気機関車=「駿城(はやじろ)」だけが、駅の間を行き来することができた。ある時、蒸気鍛冶として働く少年・生駒のいる顕金駅(あらがねえき)に、前線をくぐり抜けてきた駿城の甲鉄城がやってくる。生駒はそこで、無名と名乗る不思議な少女と出会うが……。
「進撃の巨人」の荒木哲郎監督×WIT STUDIOによるオリジナル作品として、2016年4~6月にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された「甲鉄城のカバネリ」の総集編劇場版2部作の後編。産業革命により蒸気機関が発達し、近世から近代に移り変わろうしていた頃の極東の島国・日ノ本(ひのもと)を舞台に、「カバネ」と呼ばれる不死の怪物と、カバネから生き残るために戦う少年少女たちの姿を描いた和製スチームパンクアクション。シリーズ構成・脚本を「コードギアス 反逆のルルーシュ」の大河内一楼、キャラクター原案を「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦、音楽を「機動戦士ガンダムUC」「進撃の巨人」の澤野弘之が手がけるなど豪華スタッフが結集した。