19世紀の半ば、スコットランドからニュージーランドへ写真結婚で嫁ぐエイダ。旅のお供は娘のフロラと一台のピアノ。エイダは6歳の時から口がきけず、ピアノが彼女の言葉だった。夫のスチュアートはそのピアノを重すぎると浜辺に置き去りにし、原住民に同化している男ベインズの土地と交換してしまう。ベインズはエイダに“ピアノ・レッスン”をしてくれればピアノを返すというが……。

ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人の婚約発表現場に居合わせることになり、ショックで落ち込んでいた。一方、ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは、同棲中の恋人と派手にケンカ別れしたばかり。それぞれ傷心を抱えた2人は、“ホーム・エクスチェンジ”のwebサイトを介して知り合い、クリスマスホリデイ期間だけお互いの家を交換して、異国の地で心のリフレッシュを図ることにする。

埼玉県人が東京都民から激しい迫害を受け、通行手形なしには都内に出入りも許されない社会。そんな中、都内の超名門校・白鵬堂学院に、アメリカからの帰国子女・麻実麗が転校してくる。学院に生徒会長として君臨する都知事の息子・壇ノ浦百美は、美少年の麗に強く心を奪われるが、実は麗は埼玉解放戦線の闘士である隠れ埼玉県人だった。やがて麗の正体が発覚、百美は都民としての地位も未来も捨て、麗とともに逃亡することになる。

結婚式会場に向かう途中の男性が、偶然出会った女性に心を奪われてしまい……。そんな恋のハプニングを描いた、サンドラ・ブロック、ベン・アフレック主演作。果たして彼が生涯の伴侶に選ぶ女性は。