ストックホルム郊外の小さな町。母親と2人暮らしの12歳の少年オスカーは、同級生のいじめに苦しみながら、いじめっ子たちへの復讐を夢想して堪え忍ぶ毎日。ある晩、彼が近所で出会った謎めいた少女エリは、オスカーの家の隣に父親と引っ越してきたばかり。どこか自分よりも大人びた面があるエリにオスカーが魅了されていく一方、町では殺人事件など奇妙な出来事が立て続けに発生。後者にはエリの意外な正体が関係していた。

自分の無力さに絶望したカトリックの神父がワクチン開発の実験台に志願する。その結果、吸血鬼の肉体となってしまった彼は生き血を吸わなければならなくなる。

第二次世界大戦末期。インド洋では、次々と艦船を撃沈するドイツ軍のUボートが連合軍にとって大きな脅威となっていた。その阻止を命じられた連合軍のルイス・ピュー中佐とキャビン・スチュワート大尉は、ポルトガルに停泊する艦船がドイツ軍に情報を流していることを突き止める。だが、ポルトガルは中立国のため、攻撃を仕掛けることはできない。そこで、民間人を装った高齢の退役軍人たちによる極秘作戦を計画する。