5話の短編で構成されたオムニバスのホラー映画。1950年代のECコミックに代表される、20世紀中盤に隆盛を誇った“ホラーや犯罪物語を題材としたアメリカン・コミックス”の再現を作品全体のテーマとしている。スティーヴン・キングがオリジナル脚本を書き下ろし、製作陣には『ゾンビ』他の監督ジョージ・A・ロメロ、特殊メイクアーティスト、トム・サヴィーニなど数多くの著名人が名を連ね、キング本人とその息子ジョー・ヒル、サヴィーニは俳優としても出演している。
かつての人気TVシリーズ「ミステリー・ゾーン」の復刻映画版。人種差別主義者の男が時空を越えて差別を体験するランディスの第1話(V・モローが撮影中に事故死)。ロブ・ボッティンのコミカルSFXが光る不思議な少年を描いたダンテの第2話。少年の日々に戻る老人を描いたスピルバーグの第3話。飛行機の翼の上に奇怪な怪物の姿を見た男の恐怖をダイナミックに描いたG・ミラー担当の第4話。