アメリカのジャーナリスト、マイケル・ムーアによるドキュメンタリー。アメリカの銃社会を取り上げ、各界の著名人に突撃取材を敢行。そのパフォーマンス的取材力は本作をリアルなエンタテインメントにしている。

超大国なのに保険充実度は、なんと先進国中最下位のアメリカ!!先進国で唯一、”国民健康保険”が存在しないアメリカでは、国民の6人に1人が無保険。毎年1.8万人が、医療費を払えないために治療を受けられずに死んでいく。しかし『シッコ』は保険に入っている人々についての映画である。え?なら何の問題があるの?それは、アメリカの医療保険システム!この問題のシステムにより人々は高い保険料を払っていても、一度、大病を患えば治療費が支払えずに病死か破産を迎えるしかないのだ。「こんな医療制度はビョーキ(Sicko)だ!!」マイケル・ムーアがほえると、医療業界はたちまち厳戒態勢に!!ただちに「マイケル・ムーア対策マニュアル」を制作?!全国の支社に緘口令を発令!

衝撃的な性描写が物議をかもし、アメリカ全土を揺るがした伝説のポルノ映画『ディープ・スロート』騒動を検証するドキュメンタリー。2年以上かけて監督、主演者ら関係者100人以上にインタビューを行い、1本の映画が巻き起こした波紋を描く。監督・脚本は、『パーティ☆モンスター』のフェントン・ベイリー&ランディ・バルバート。70年代当時のアメリカの性文化ばかりでなく、ポルノ産業が創造性よりも商業性重視に転じていく様子も映し出され興味深い。