キャスリーンは、母親の代から続く小さな絵本の店を経営している。彼女は“ショップガール”というハンドルネームを持ち、顔も知らない“NY152”というハンドルネームの男性とメールのやり取りをすることを日々の楽しみにしていた。彼女の本屋の近くに大手の本屋チェーンがオープンするが、その経営者が実は“NY152”のジョーであった。彼も“ショップガール”とのメール交換を心の糧にしていたが、二人は顔を合わせると喧嘩が絶えなかった。そんなときキャスリーンは“NY152”から直接会わないかと提案される…。

シャトーでワイン醸造家をしているおじに持つマックスはロンドンで金融トレーダーをしていた。そこへ彼のもとにおじの訃報が届く。 遺産を相続することが決定していたマックスはそれをすべて売却することを考えていた。 だが、シャトーに来たとたん、少年時代の思い出が次々に蘇り、心が揺らいできた。さらに、地元でレストランを経営するファニーとの出会いもまた、彼に変化をおよぼした。

大学時代に出会い、性格も生い立ちも正反対だが大親友となったトムとハンナ。お互いの恋愛遍歴から家族の事情、食べ物の好みまで知る2人が、恋に落ちるはずなどなかった。ところが、ハンナが突然婚約し、トムは初めて自分が彼女に恋していることに気づき…。

従兄弟のジェイムスの恋路を助けるため、彼の憧れの女子に匿名メッセージを書き送りながら、密かに彼女に恋するヴィンス。そんな3人の恋愛模様はちょっと複雑。