鬼才ジョン・カーペンターが吸血鬼を題材に描くアクション・ホラー。古典的なヴァンパイアと西部劇のテイストを融合。ヴァンパイアを捕らえる数々の武器や、太陽光に焼かれるヴァンパイアたち、そして血塗られたバイオレンス描写など、カーペンター色が満載。

今どきの女子高生とは違う、内気で風変わりなベラ。母親の再婚を機に父と暮らすことにしたベラは、転入先で美少年のエドワードと出会う。知的で謎めいたエドワードに惹かれていくベラだったが、彼は1918年から年を取っていない不死のバンパイアだった。

1981年、英国。高名な舞台俳優のローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)は、25年ぶりに生家のタルボット城に帰ってきた。弟ベンが行方不明になったことを、弟の婚約者であるグエン(エミリー・ブラント)の手紙で知らされたからだ。しかし、城へ足を踏み入れたローレンスを待ちうけていたのは、母の死をきっかけに疎遠になった父のジョン(アンソニー・ホプキンス)の冷たい出迎えと無残に肉を削がれたベンの遺体だった・・・