大恐慌時代に活躍した実在のボクサー、ジム・ブラドックの伝説を映画化した感動の物語。貧困のなか、家族を養うためだけに戦い、ヘヴィ級チャンピオンとなった小市民を、巨匠ロン・ハワード監督が情感たっぷりに描く。迫力満点のファイト・シーンの撮影も見事。

20世紀初頭のアメリカはモンタナ州で牧場を経営するラドロー家。第一次世界大戦の余波に飲み込まれる3兄弟の悲劇を、男女の人間模様を絡めて壮大なスケールで描いた感動作。

人望も厚く温かい家族にも恵まれた政治家フレミングだが、息子の恋人と出会ってお互いに惹かれあい、やがて破滅的な情事に溺れるようになる。しかし、息子たちの婚約を知り……。

妻の留守中に12人の子供たちの面倒を見ることになった父親の悪戦苦闘ぶりを描く、1950年製作の「一ダースなら安くなる」をリメイクしたファミリー・コメディ。

仕事人間のハワードは、息子ジェイミーの空手の段の授与式にも出られなかった。息子の機嫌を取るために、ハワードはクリスマス・プレゼントにターボマン人形を約束する。イヴの朝、ハワードは人形を買いに行くが、どこも品切れ状態になっている。郵便配達人のマイロンも同様に人形を探していた。八方手を手を尽くしたが、手に入れられないハワードは隣の主人と妻の仲を誤解する。ショックを受けた彼は、ターボマンのパレードに紛れ込んでしまい……。

肉眼でもレーダーでも捉えられないインビジブル機能搭載の最新型ステルス戦闘機“スイッチブレイド”。米国が極秘に開発したこの戦闘機がある日、何者かに盗まれる。そしてそれは武器商人ガンダーズの手に渡っていた。彼は、ハンガリーのブダペストで行われるボクシングのタイトル・マッチの前夜パーティを自邸で開催する裏で、戦闘機の入札を行おうと企てる。これに対し米国の国家保安局BNSは、戦闘機の奪回をスペシャル・エージェントのアレックスに命じ、その相棒として何とタイトル戦に出場する無敗のボクサー、ケリーを指名するのだった。