アメリカのジャーナリスト、マイケル・ムーアによるドキュメンタリー。アメリカの銃社会を取り上げ、各界の著名人に突撃取材を敢行。そのパフォーマンス的取材力は本作をリアルなエンタテインメントにしている。

衝撃的な性描写が物議をかもし、アメリカ全土を揺るがした伝説のポルノ映画『ディープ・スロート』騒動を検証するドキュメンタリー。2年以上かけて監督、主演者ら関係者100人以上にインタビューを行い、1本の映画が巻き起こした波紋を描く。監督・脚本は、『パーティ☆モンスター』のフェントン・ベイリー&ランディ・バルバート。70年代当時のアメリカの性文化ばかりでなく、ポルノ産業が創造性よりも商業性重視に転じていく様子も映し出され興味深い。