学校にも家庭にもなじめない少年ジェスは、個性的であるがゆえにクラスで浮いてしまっている転校生の少女レスリーと親しくなる。2人は豊かな想像力で森の中に空想の国“テラビシア”を築くが……。

両親と2人の弟、そして愛犬とともに平和に暮らす13歳の少女ウェンディー。ある晩、彼女の前にピーター・パンと名乗る不思議な少年が現われる。ピーターに誘われたウェンディーは、弟たちとともに、永遠に子どものままでいられる魔法の国“ネバーランド”へ向けて旅立った。その地で楽しい冒険を繰り広げる一方、ウェンディーは一向に成長せず、恋する気持ちも理解できないピーターに物足りなさを覚えるようになる。

第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の4人の兄妹-ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは、ロンドンの空襲を逃れて田舎に住むカーク教授に預けられる。古めかしく広大な教授の屋敷は、子供たちにとって最高の探検場所。好奇心旺盛な末っ子のルーシーは、“かくれんぼ”をしているうちに、空き部屋で大きな古い衣装だんすをみつける。見えない力に導かれるかのように衣装だんすに入り、毛皮のコートを押しのけて奥に進むといつしかルーシーは雪に覆われた真夜中の森に立っていた。

ニューヨークで暮らす失業中のラリーは前妻がが再婚すると知り動揺する。愛する息子ニッキーとのきずなを保つために、ラリーは自然史博物館の深夜勤務の夜警員の仕事を引き受け、真夜中に警備を始める。ある夜、展示物が魔法を使ったように生き返り、ローマのグラディエーターやカウボーイたちがジオラマから飛び出して戦いを始める。

イギリスに住む9歳の少年ジェームズは両親をサイに襲われて亡くし、意地悪なふたりの叔母に引き取られていた。そんな彼の夢は、夢が叶う場所、ニューヨークへ行くこと。ある日、彼は見知らぬ老人から緑色に輝く不思議なものが入った袋をもらい、誤ってそれを桃の木の根元にこぼしてしまう。すると、みるみるうちに巨大な桃が育ち、それを一口かじったジェームズは桃の中へ。中には6匹の虫たちが待っていた。彼らと仲良くなったジェームズは、大きな桃に乗って、一路ニューヨークへと旅立つ。しかし彼らの行く手には思いがけないトラブルが待ち受けていた。

破産寸前のNYの博物館で働くテッドは、目玉商品になる古代神像を探しにアフリカへと向かう。そこで彼は人なつこい小ざるのジョージと出会い意気投合。テッドは世紀の大発見をして帰途につくが、すっかり彼のことを気に入ったジョージも一緒に帰りの船に乗り込んでしまう。

危うく処分されかけた小さな子ブタは、エラブル家の娘ファーンに引き取られ、ウィルバーと名付けられる。やがて、ウィルバーは向かいの農場に預けられ、他の動物たちと一緒に暮らし始める。だがそんなある日、ウィルバーは、春に生まれたブタはクリスマスのハムになる、という話を聞いてしまう。怯えるウィルバーの前に、賢く心優しいクモのシャーロットが現われ、「あなたを守ってあげる」と約束する。

ゲーム・デザイナーのロジャーは愛犬ポンゴとロンドンに暮らしていた。ある日、散歩の途中で二人はアニタと彼女の愛犬パーディタに出会い、ロジャーはアニタと、ポンゴはパーディタと恋に落ちる。 ポンゴとパーディタには15匹の子犬が生まれるがアニタの上司であるクルエラはその子犬たちの毛皮でコートを作ろうと企んでいた。

退屈していたコンラッドとサリーの前に現れた、不思議なしゃべるネコ。つまらない1日を楽しくしてくれるのはいいけれど、あっという間に家中がメチャクチャに。