重要証人マリーをラスベガスからフェニックスまで護送する任務。ありふれた仕事だと思っていたショックレー刑事だが、出発から不可解な出来事が続発。謎の組織に命を狙われていると気づいた彼と証人マリー。しかし、頼りの警察までもが執拗に2人の命を狙ってくる!!黒幕は警察内部にいる-そう確信したショックレー刑事は、彼女を守るため猛然と反撃を開始する。
1970年代、サウスボストン。アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーに、FBI捜査官のジョン・コナリーが接触を図ってくる。彼はFBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとホワイティに持ち掛け、密約を交わすことに成功。両者の連携によってイタリア系マフィアの勢力は弱まるが、その一方でホワイティは絶大な権力を持つようになる。
霧に煙る夜のニューオリンズ。娼婦ばかりを狙った一連の猟奇殺人事件で、担当の殺人課刑事ブロックは歓楽街に潜入。だが同時に、彼の中で“もう1つの人格”がちらつき始めるのだった。殺人鬼の好みは、殺した女を犯すこと。それもブロックと関係した女なら尚いい。そして彼が苦しむ姿を嘲笑うかのように事件は続き、ついには恋人や愛娘たちにまで危険が迫る---!事件を通して、自分の暗部に迫っていく男の恐怖と葛藤を描くサスペンス・アクション。屈折した刑事像に挑むイーストウッドと、実の娘が親子役で共演。
ホテル経営を夢見る父を大黒柱とする不思議な家族の物語が、次男のジョン視点で語られていく。若い頃高級ホテル「アーバスノット・バイ・ザ・シー」でひと夏のアルバイトを経験したベリー家の父ウィンスロー(ウィン)は、ホテルに現れた熊と大道芸人のフロイトと出会う。ヨーロッパに渡るためにフロイトは熊をウィンスローに託すが、熊は誤射によって死んでしまう。その後ニューハンプシャー州デイリーで高校教師を務めるもののホテル経営の夢を抱いていたウィンスローは廃校になった女子高を買い取りそこを「ホテル・ニューハンプシャー」と名付け、家族を巻き込んだホテル経営に乗り出す。