2071年、火星。高速道路でタンクローリーが爆発事故を起こし、タンクから漏れだした物質で500人以上が死傷する大惨事となる。正体不明のバイオ兵器を使用したテロの可能性があることから、火星政府は犯人に史上最高の懸賞金をかけると発表。貧困に喘ぐビバップ号クルーたちが眼の色を変えたのは当然だった……。
アラジンとジャスミンの結婚式が行われることになり、砂漠の都アグラバーは興奮に沸き立っていた。だが、新郎新婦が誓いの言葉を交わそうとしたまさにその時、カシーム率いる盗賊団が式を台無しにしてしまう。一団は幻の秘宝“ミダスの手”を探すため、王宮に保管された“お告げの杖”を奪おうとしていたのだ。盗賊団に立ち向かうアラジンだったが、やがて盗賊王カシームが幼い頃生き別れた父親であることが分かってしまうのであった。