アニメ「メイドインアビス」の総集編の後編。 生存訓練を経てシーカーキャンプを発ったリコとレグは、さらなる深界へと足を踏み入れる。その先には、より過酷な冒険が待ち構えていた。巨大な植物の出す湯気の覆い尽くす深界四層で窮地に陥ったふたりは、自らを「成れ果て」と呼ぶ不思議な生き物と出会う。
高校二年生と三年生の狭間である春休み。阿良々木暦は、血も凍るような美女と遭遇する。彼女は自らを、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと名乗った。四肢を失い死に瀕していたキスショットは、暦に助けを求める。恐怖と混乱、そして葛藤の末に、暦は彼女を救うため自らの血を与え──そして次に目が覚めたとき、暦はキスショットの眷属となっていた。暦は吸血鬼から人間に戻りたいと望む。だが、そのためにはキスショットが力を完全に取り戻す必要があった。交渉人をつとめる忍野メメが間に立ち、暦は失われた彼女の四肢を奪い返すべく、吸血鬼退治の専門家三人に挑むことになる。高校生活最後の、地獄のような春休みは、このときまだ始まったばかり──
アニメ「メイドインアビス」の総集編の前編。 世界に唯一残された秘境「アビス」の近くにある街、オースで生活しているリコは、母のような探窟家になることを夢見ていた。ある日、アビスを探窟していたリコは、巨大な蛇状の生物・ベニクチナワに襲われる。成すすべなしと思われた瞬間、周囲が閃光に包まれ轟音が鳴り響く。
ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。 一人娘の小学4年生の姫。 可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。 親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。 それは…… 自分の仕事が『漫画家』であること。 そして…… 姫の母親の行方のこと。 可久士の後悔、姫の決意。 父が娘にしていた愛と笑いの先にある”かくしごと” その箱がひとつひとつ紐解かれていく未来にはーー。