ハワイ・カウアイ島。両親を亡くした少女リロは、姉のナニと暮らすが、福祉局から養育環境を問題視され、施設へ送られようとしていた。そんなリロは奇妙な子犬をペットとして引き取り、スティッチと名づける。実はスティッチは宇宙人ジャンバ博士がひそかに作り上げたモンスターで、脱走して地球に逃げ込んで来たのだ。スティッチの捕獲のため、逮捕されたジャンバ博士とお目付け役の諜報員プリークリーが地球へと派遣されてくる。

神々の住まうオリンポス山の王ゼウスの息子として誕生しながら、死者の王ハデスの陰謀で人間になる薬を飲まされ、地上へ落とされたヘラクレス。薬の最後の一滴を残したため、怪力を失わずにすんだ彼だったが、人間界で育った彼はその超人的な力のために孤立していた。そんなある日、育ての親から出生の秘密を聞かされた彼は、神殿で本当の父であるゼウスと対面し、オリンポスに戻るには真の英雄にならなければならないと知る。

ある日の昼下がり。静かな川辺の野原で、アリスは姉と一緒に歴史の本を読んでいたが、すっかり退屈していた。その時、アリスはチョッキを着ている白うさぎが大きな懐中時計を持って走り去るのを見て、必死で白うさぎを追いかけた。彼女は白うさぎを追ううちに大きなトンネルまで入ったが、その先にあった大きな穴に落ちた。一番下まで落ちると、白うさぎが走っているのを見つけて、アリスは追いかけ、奇妙な空間の部屋にたどり着く。

クリスマスの贈物としてジム夫妻のお屋敷にやってきたレディは、ご主人夫妻にかわいがられて幸せに育ちます。ある日、庭にふらっとやってきたのが自由を愛する野良イヌ、トランプでした。気さくで頼もしいトランプにひかれていくレディですが、夫妻が旅に出たことから、トラブルに巻き込まれてしまいます。

『AKIRA』の大友克洋が、9年振りに全世界待望の新作アニメーションを発表。悲恋の情念が業火となって江戸の街を包む大スペクタクルの大友克洋監督作品『火要鎮』を筆頭に、モノノケ怪異譚である森田修平監督作品『九十九』、新機軸のバイオレンス作品たるべく3DCGの技術を活用し描き出す安藤裕章監督作品『GAMBO』、エキサイティングなアクション作品でありながらも無常観の漂うテイストに仕上げたカトキハジメ監督作品『武器よさらば』。誰も観たことのない“日本の姿”を独自視点でスクリーンに描き出す。