監督の元に数々の女性から送られてくる刺激的な手紙や写真、ビデオテープ。「監督、私の体験を聞いて」。監督はそれらを基に、彼女たちの情事、欲望、妄想を官能的な映像へと昇華させる。赤裸々な女性たちの性の7つの物語は、常識的な観客のモラルを覆す。
時代の流れに逆らうことができず売り上げが減少しているため、柊信太郎は自分が経営するキャバレー「ローズ」を明け渡すことにしていた。太郎は閉店日に“さよならパーティー”の開催を企画、かつて店で働いていたホステスたちを招待しようと考える。高校生になる娘の逢維子は父を手伝うため、ホステスの家に挨拶をしに行くことにした。そしてパーティー当日、会が盛り上がりを見せる中、信太郎はこっそり店を出てしまった…。