巨匠ルキノ・ビスコンティの「山猫」と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家トーマス・マンの同名小説を原作に、作曲家グスタフの美少年への心酔と老いの苦しみを描いた。「地獄に堕ちた勇者ども」に続いて撮られた、ドイツ3部作の2作目にあたる。療養のためベネチアにやってきたドイツの老作曲家アシェンバッハは、ホテルで少年タジオを見かける。一目で少年の美しさの虜になり、彼の姿を見つけるだけで喜びを感じ始める。全編に流れるのは、アッシェンバッハのモデルになったマーラーの「交響曲第3、5番」。2011年には製作40周年を記念し、ニュープリント版でリバイバル上映された。
16歳のジュノは、好奇心から同級生のブリーカーと寝てしまう。そして、彼女は妊娠してしまい……。アカデミー脚本賞の受賞をはじめ、数々の映画祭で話題を呼んだ、ジェイソン・ライトマン監督作品。
イギリス人監督が1920年代インド独立闘争を映画化。配役されたのは現地の大学生集団。政治に無関心な彼らだったが、ある事件をきっかけに歴史が再び蘇る。
短大の卒業を控え、日々就職活動に追われている一人暮らしの彼女。そんな彼女の飼い猫である“僕”は、ひたむきに頑張る彼女に寄り添い、ささやかながら安らぎの時間を分かち合っている。様々なことに悩み、傷つき、挫けそうになっても、いつも凛とした姿で扉を開け外の世界へと踏み出していく彼女。“僕”はそんな彼女のことが大好きで、いつまでも見守り続けたいと思っていた。