妻とその愛人を射殺したかどでショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディ。初めは戸惑っていたが、やがて彼は自ら持つ不思議な魅力ですさんだ受刑者達の心を掴んでゆく。そして20年の歳月が流れた時、彼は冤罪を晴らす重要な証拠をつかむ。

第一次大戦下の東アフリカ。船長チャーリーと宣教師の妹ローズを乗せた蒸気船“アフリカの女王”号は河を下っていくが、彼らの行く手には激流や大瀑布、そしてドイツの戦艦が待ち受けていた! C・S・フォレスターの冒険小説を、H・ボガートとK・ヘプバーンという見事なキャスティングでJ・ヒューストンが映画化した傑作ロマン活劇。

33歳のジョンは、窓拭き清掃員として働きながら、一人で4歳の息子マイケルを育ててきた。だがジョンは不治の病を患っており、余命いくばくもなかった。彼はマイケルと養子縁組してくれる家族を探そうと多くの家族候補と面会するが、人生最大の決断となるだけに次々と迷いが生じる。献身的なソーシャルワーカーと出会い自分の不甲斐なさを思い知りつつも、マイケルのために最良な未来を選ぼうと奔走する。

現実感の希薄な社会に嫌気が差し、未知のスリルを求めてタイのバンコクにやって来た米国人青年リチャード。安ホテルに泊まった彼はダフィという男性から《ビーチ》の伝説を聞き、その場所を記した地図を受け取る。翌日、自殺したダフィを発見した彼は、地図が本物だと確信し、フランス人カップル、エチエンヌとフランソワーズを仲間にして《ビーチ》を目指す。数々の危機を潜り抜け、彼らは孤島の奥に《ビーチ》を発見する。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者であった夫、ダニー・パールの生と死にまつわる恐ろしくも忘れがたい物語を、マリアンヌ・パールが語ったものを基にしています。