英雄は用が済んだら殺される運命だ。 ジャンヌ・ダルクのように。だからこそ、異世界で英雄となった人物を地球に連れ戻し、庶民として暮らせるように訓練する必要がある。 そのための組織「退役英雄日常回帰補助機関」に所属する山田烏鷺の下に、元英雄であるカロンという名の17歳の少女が送り込まれてきた。 担当官として烏鷺は、なかなか「英雄的な振る舞い」を止められない彼女と生活を共にしながら、庶民としての常識を教え込んでいく…。

2029年、二度の大戦を経て、電脳化・義体化技術の発展した世界。新たな可能性の一方で、ゴーストハックや犯罪の多様化といった問題にも悩まされていた。 そんな中、他人の電脳をハックし人形のように使う「人形使い」が入国し公安9課は調査に乗り出す。

 宇宙世紀0074年。  テキサス・コロニーを離れたエドワウ・マスは身分を偽り、シャア・アズナブルとしてジオン自治共和国国防軍士官学校に入学する。同期となったザビ家の御曹司ガルマと親交を深めるシャア。次第に二人は学生たちからも一目置かれる存在になってゆく。  そして宇宙世紀0077年、ついに学生たちは独立をかけ地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起する。しかしそれはシャアの描く復讐への壮大なシナリオの幕開けでもあった……。 ——いま、歴史の歯車が回りだす!

「電脳コイル」から15年。 当時誰もが想像しえなかった「ARがある暮らし」を予見した、監督・磯光雄。 彼が次に見通すビジョンは――「AIがある宇宙での暮らし」だった。 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。 日本の商業ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災禍に見舞われる。 静止したネットワークのなか、AIとともに冒険をする子どもたち。 そのはてで人類の危機に直面した子供たちは、何を考え、何を悩み、何を選択するのか。 全6話シリーズを3話ずつ前後編として劇場公開。 これは磯光雄がキミたちに贈る「未来予測」。 未来からは逃れられない。

惑星LV-426のエイリアン殲滅後、生き残った者達は冷凍睡眠につき、宇宙船スラコ号で地球に向かっていたが謎の事故を起こす。スラコ号から切り離された脱出艇はフィオリーナ161(通称フューリー)で回収されたが、ヒックスやニュートは着陸の際に死亡、ビショップも機能を停止していた。この漂着先は流刑の星で凶悪な囚人達が戒律の元で自活的な生活をおくり、放射性廃棄物を収める鉛のコンテナを作る作業をしていた。唯一の女性であるリプリーの出現で惑星の秩序は一時乱れるが囚人頭であるディロンが事態を収拾する。そんな時、脱出艇に潜んでいたエイリアンが活動を始める。

1995年の東京。科学者の高倉宗一郎(山崎賢人)は、ロボット開発の研究に熱中する。秀でた科学者であった亡き父の親友・松下が夢見たプラズマ蓄電池の完成を間近に控え、彼は愛猫のピートと松下の娘・璃子と平和な日々を送っていた。だが、共同経営者と婚約者に裏切られ、自分の会社も開発中のロボットや蓄電池も失ってしまう。

前作の舞台、フューリー宇宙刑務所においてリプリーは、エイリアン・クイーンを体内に宿したまま溶鉱炉に身を投じ、永きに渡るエイリアンとの戦いに幕を下ろした。しかしそれから200年後、リプリーは軍の実験宇宙船「オーリガ」で、フューリーに残されていた血液から科学者らの手によりクローンとして再生される。その目的は、リプリーの体内に残されたエイリアン・クイーンの摘出であり、エイリアンを繁殖させて軍事兵器として利用することであった。

スティーヴン・グールドの傑作SF小説を、『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマンが映画化したSFアクション。世界中のどこへでもテレポートできる“ジャンパー”と、そんな彼の抹殺を使命とする謎の組織の攻防が展開する。主演は『スター・ウォーズ』シリーズのヘイデン・クリステンセン。彼の恋の相手を実生活でも交際中のレイチェル・ビルソンが演じる。ニューヨーク、ロンドン、パリ、さらには東京での撮影を敢行した世界規模のストーリーと映像が楽しめる。

晴人(白石隼也)の中にいるドラゴンを狙うファントム・オーガが、晴人の持つホープの指輪を強奪する(『約束の場所』)。謎の怪人を追跡すべく、鎧武(佐野岳)らは時空の亀裂に飛び込む。たどり着いた場所は戦国時代。仮面ライダーは武神と呼ばれ、武将の守護者となって戦闘を繰り広げていた(『戦極バトルロワイヤル!』)。ウィザードと鎧武らは、邪悪な仮面ライダー武神鎧武との戦いに挑む

地球の平和、そして人々の自由と笑顔を守るために日夜戦い続けるスーパーヒーロー、それが仮面ライダーとスーパー戦隊である。 西暦2012年4月、そんな彼らに突如として大事件が襲い掛かる。門矢士 / 仮面ライダーディケイドが歴代ライダーの悪を束ねた大ショッカーの大首領としてゴレンジャーを始めとした全てのスーパー戦隊たちを倒し始め、また時を同じくしてキャプテン・マーベラス / ゴーカイレッドもまた、歴代戦隊の悪が結集した大ザンギャックの大帝王を名乗り1号を始めとした全ての仮面ライダーたちに攻撃を仕掛けたのだ。

関東図書基地で図書特殊部隊(通称・タスクフォース)に所属する笠原郁は、検閲で取り上げられそうになった大事な本を取り返してくれた図書隊員を追って戦闘職であるタスクフォースとなった。堂上班に配属され、鬼教官である堂上篤の罵倒にもシゴキにも耐え、顔も覚えていない“王子様”を捜している。なのに、なぜか堂上にことが気になり始めている自分に戸惑いも感じる日々。ある日、郁は図書館で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江と知り合う。毬江は堂上班の先輩・小牧幹久の幼馴染で、小牧にお薦めの本を教えてもらって読んでいるという。毬江の中に小牧へのほのかな恋心を感じ取った郁。その頃、図書館の窓口業務をする柴崎麻子は、朝比奈修二と名乗る学芸員の男性と頻繁に会うようになっていた。

鎌倉時代、1200年代初め。貧しい農家に生まれながらも賢く利発な平次郎は、ある日、親鸞聖人と出会い、多くを学び成長していく。やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにも出来ない自分への無力感にとらわれ苦悩する。なぜ、善人よりも悪人が救われるのか? 人は、なぜ生きるのか? 「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。

MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方は、ある日目にしたストリートライブに感動し、その曲のMVを作りたいと強く思う。しかし、歌っていたのは音楽の道を諦めた女性教師・織重夕だった……。