1925年のメキシコ。黄金探しに夢をかける老人ハワードと出会い、金鉱掘りに乗り出したアメリカ人のドブズとカーティン。運良く砂金を発見する3人だが、いつしか強欲な本性を現したドブズが仲間の裏切りを疑い始める。 黄金をめぐる男たちの欲望と葛藤をジョン・ヒューストン監督が骨太に描いた力作。アカデミー監督賞、脚色賞を受賞したほか、ハワードを演じた、名優で監督の父・ウォルターが助演男優賞に輝いた。
ペレストロイカの時代、ソビエト連邦から独立しようとするジョージアとアブハジアの間で領土をめぐる紛争が起こった。殆どの村人が逃げ去った後、最後の収穫のために残ったイヴォの農園でゲリラ同士の戦闘が始まり、多くの死傷者が出た。イヴォは瀕死の二人を助けて自宅で介抱しようとするが、その二人は敵同士だった。エストニア人で中立の立場にあるイヴォは「俺の家で殺しは許さない」と宣言し、憎み合う二人に手料理を振る舞う。食事を共にし少しずつお互いの事情を理解し始めた二人は、傷が癒えていくとともに和解へ向かうのだが・・・。
大富豪だった父の財産を引き継いだ実業家・ニコラスは、父親が自殺した年齢である48歳の誕生日を迎える。久しぶりに会った弟は誕生日プレゼントとして、CRSという会社の紹介状を渡す。その後、たまたまCRS社のオフィスを見つけたニコラスは軽い気持ちでCRSの提供するゲームに参加することとなったが、その後、次々とニコラスの身の回りで不思議な出来事が起き始める。