パキスタンからシカゴに移住したコメディアンの青年。家族から勘当され、アメリカ人の恋人が昏睡状態になってしまうなど、彼に次々と降りかかるトラブルを笑いと涙で描く。驚きの実話に基づくハートフル・ドラマ。
1989年、ニューヨーク。小説家のジェイク・デイヴィスは、妻と7歳の一人娘ケイティと幸せな毎日を送っていた。しかしある日、車で交通事故を起こしてしまい、同乗していた妻が命を落としてしまう。自身も後遺症で長期入院を余儀なくされ、妻の姉エリザベスとその夫がケイティを預かることに。7ヵ月後、ようやく退院したジェイクがケイティを引き取りに行くと、エリザベスからケイティを養女にしたいとの申し出が。即座にこれを拒否したジェイクだったが、新作はまるで売れず、ケイティとの生活を守ることは困難を極めていく。25年後、大学院で心理学を学ぶケイティは、あるトラウマを抱え、自暴自棄な日々を送っていた。そんな時、父の小説の大ファンだという青年キャメロンと出会い、恋に落ちるのだったが…。
文豪ハーディの名作を、ポランスキーが映像化したメロドラマ。19世紀末、ドーセット地方の貧農の娘テスは遠縁のダーバビル家に奉公に出される。その息子にかどわかされ私生児を孕んだ彼女だが、実家に戻って生んだ子はわずか数週間で死んでしまう。後に働きに出た農場で牧師の息子と美しい恋に落ち結婚するが、テスの過去を初夜に知った彼はそのまま外国に去っていく。流転の人生の果てに再び彼とめぐりあうテスだが、もはや新たな選択は破滅を意味した……。