ヘイゼルはインディアナポリスに住む女の子だが甲状腺がんで肺にも転移してしまった。ヘイゼルの母フラニーは彼女にがん患者支援団体に参加して友達を作ることを強く勧め、そこで骨肉腫で足を失ったオーガスタスと出会った。その後、二人は親しくなり、お互いのおすすめの小説を読むことにしたが、オーガスタスは本を読み終えた後、唐突な結末に苛立ち、作者のピーター・ヴァン・ホーテンに会うためチャリティー団体の支援を受けてアムステルダム行きの飛行機のチケットを入手する。

マンハッタンのミッションスクールに通うジムたちは、バスケットボールに夢中な無垢な不良少年であったが、教師である神父にいじめられたのをきっかけにドラッグを始めてしまい、やがて退学、泥棒、ホームレス、果ては殺人と、彼らを破滅の道へと招いていく…。 ジム・キャロルの実体験にもとづく全米ベストセラー青春文学『マンハッタン少年日記』の映画化。レオナルド・ディカプリオが堕ちていく純粋な少年を迫真の演技で体現している。全体的に乾いたシンプルな演出が施されており、ウェットなセンチメンタルになることを巧みに避けているのが、逆に悲劇のリアリティを高めている。共演もマーク・ウォールバーグなど、後にブレイクした若手俳優が多数出演。(的田也寸志)

容姿もライフスタイルもぱっとしない青年。叔父の怪しいビジネスの片棒を担いでいる兄は、オンライン恋愛にはまっている。そんな折、青年は冴えない友人と共に、ダンスパーティーのパートナー探しに挑む。

文明が荒廃した社会から、人類は完全に平等で争いもない平和な理想郷を作り上げる。その社会で育ち次世代に記憶を伝える「記憶を受け継ぐ者」に選ばれたジョナスは、全ての記憶を持つ「記憶を注ぐ者」と対面したことで、恐れや憎悪といった人間の本能的な感情や、理想社会に隠された暗い過去に気付いていく。

過去に若い男女が惨殺されて以来、呪われたキャンプ場として嫌われているニュージャージー州のあるキャンプ場を舞台に、次々に起こる惨殺事件を描く。

人魚のアクアマリンと遭遇するクレアとヘイリー。アクアマリンは婚約者を探すため、人間界にやってきた。人魚を助ければ願い事が叶う、と聞いた2人はアクアマリンの婚約者探しを手伝う。