韓国ソウル近郊で突然謎のウイルスが発生し、感染した人々はゾンビと化して次々と市民に襲いかかる。ゲームオタクの青年オ・ジュヌ(ユ・アイン)は、いつも通り学校に行かずにオンラインゲームを楽しんでいたが、彼がマンションから外をのぞくと、一帯はすでに混乱を極めており、パニックに陥った人々はただ逃げ惑っていた。

トランシルバニア君主ヴラド・ドラキュラが統治する国は栄え、人々は平和に暮らしていた。だがある日、ヨーロッパ攻略を狙うオスマン帝国が、彼の息子を含む1,000人の少年の徴兵を要求してくる。愛する妻や息子と国を守るため、ヴラドは大国相手に反旗を翻し、古代より伝わる絶対的な闇の力と契約を交わす。

狼男族だけでなく、仲間である吸血鬼族からも追われる身となった後に、人間に捕まってしまった女戦士セリーン。12年もの眠りから覚醒した彼女は、その間にも収束することのなかった吸血鬼族と狼男族の戦いに、両種族の能力を奪おうと人間が加わっている混沌を極めた状況を目の当たりにする。吸血鬼族、狼男族、人間が入り乱れる壮絶な戦闘の最中に、セリーンは戦いの行方を大きく左右する存在となる少女と出会う。