イザベルというファッション・モデルが殺された。やがて、イザベルは生前、詳細な日記をつけていたことが判明する。その日記はモデル仲間の手に渡るが、その女性もまた犯人に殺されてしまう......。日記をめぐる連続殺人を扱ったスリラー。幻想的な映像美、謎の殺人者による残酷な殺人とジャッロ映画の原型を完成させた本作は多くの後続監督たちに大きな影響を与えた。

ロックバンドのドラマー、ロベルトは、黒いハットの男に付きまとわれていた。ある夜、執拗な嫌がらせに腹を立て男に詰め寄ると、はずみで彼を殺してしまう。その現場が覆面を被った人物に撮影され、脅迫電話や不可解な殺人事件が次々と周りで起こり始める。

花嫁姿の女性を殺害する連続殺人鬼の男。ある時、激昂した彼は妻を殺してしまい、焼却炉で死体を焼く。彼女は灰となり、跡形もなく消えた。ところが、彼のもとに妻の亡霊が出現し、付きまとうようになり…。連続殺人鬼の異常心理が描かれたカルト作品。

1950年代のハリウッド。某メジャースタジオでは、社運を懸けたスペクタクル超大作『ヘイル、シーザー!』が撮影されていた。しかし主演俳優である大スターのウィットロックが何者かに誘拐され、現場は大混乱。事態の収拾を任されたのは、スタジオの様々な問題を片付ける“何でも屋”のエディだった。セクシーな若手女優や、人気ミュージカルスター、演技が下手な西部劇俳優たちを巻き込んで、エディは事件解決に挑むが…。