とある豪邸に住む雌ネコに恋したトム。トムはその家の番犬(キラーという名だがスパイクのこと)を物ともせずロープで縛り上げ、ウッドベースでブルースを弾き語りしながら雌ネコを口説く。 しかし豪邸の床下にはジェリーの家があった。ジェリーはトムの歌声とウッドベースの低音に安眠を妨害され、低振動によって家具まで壊れてしまう。怒ったジェリーはトムにアイロン入りのパイを投げつけ、番犬のロープを解く。トムは番犬に追われつつもジェリーを追いかけて、トムとジェリーのドタバタが始まる。ジェリーを犬小屋に追い詰めたトムだったが、中には番犬がいたのであった。ジェリーが逃げた後、トムは番犬にぶちのめされるのであった。 その後再びウッドベースの演奏が始まったのだが、トムがウッドベースにされジェリーと番犬に演奏されているのであった。
クリスマスイブの日。ジェリーが住む劇場で開催されていたバレエ「くるみ割り人形」を見たジェリーと仔ネズミのニブルスは、自分たちも踊ることを夢見る。するとクリスマスの奇跡が起こり、その夢が実現。空っぽの舞台はおもちゃの国に変わり、ジェリーはオモチャの国の王様役に変身、バレリーナ人形と踊る。 ところがそこにトムたち野良猫が乱入し、彼らを率いる猫のボスが王国を乗っ取ってしまう。 こうなったらオモチャたちの作者「トイメーカー」に助けてもらうしかないとジェリーは彼に会いに旅立つ。仲間の顔ぶれは本物のオモチャになりたいオーナメントのポーリー、気の小さい木馬のネリー。ところが、猫の王様はトム率いる猫の兵隊たちを追っ手に放つ。果たして、ジェリーはトイメーカーの元にたどり着き、王国と捕らわれのバレリーナを救出できるか。
いつものように追いかけっこをしていたトムとジェリーは、間違って火星行きのロケットに乗り込んでしまい、地球を飛び出してしまう。宇宙船の乗船員ビフ&バズは臆病者で、火星に着いたと思ったらすぐに地球にとんぼ返り。なんとトムとジェリーは火星に取り残され、火星人に見つかってしまう。ピンチに追い込まれた2匹は、火星人の女の子ピープの助けで何とか逃げ出すが…。
1910年のニューイングランド。明後日は独立記念日。前作から半年たちジムの子供やレディとトランプの子供たちは大きくなり幸せな毎日を送っていた。しかし、スキャンプだけは違い毎日の生活に退屈を感じていた。スキャンプは部屋を汚し、罰として鎖に繋がれた。その時廃品置き場の犬たちやエンジェルと会い野良犬として生きる道を選んだ。そこには楽しそうに暮らす野良犬たちがいた。そんな時父親のトランプの過去を知る。
ドナルドのアンデス旅行:ドナルドダックがチチカカ湖周辺を旅し、葦の船バルサ、気取り屋のラマといったインカの末裔達の風俗に触れる。 小さな郵便飛行機ペドロ:郵便飛行機の子供ペドロが、初めてアンデスを越えて郵便を運ぼうとするが、調子に乗ったペドロは魔の山アコンカグアに近づいてしまう。 グーフィーのガウチョ:テキサス州のカウボーイ、グーフィーが南米に飛ばされ、南米版カウボーイであるガウチョに変身する。 ブラジルの水彩画:アニメの筆が次々にブラジルの自然や風俗を描いていき、そのスケッチからホセ・キャリオカが誕生、ドナルドをサンバの夕べへ誘う。