商売敵で犬猿の仲の有閑マダム率いるママさんバレーボール・チームに、浪花のシングルマザーが仲間と共に勝負を挑んでいく姿を描いたスポーツ・コメディ。監督は「風の王国」の三原光尋で、本作が劇場用本篇デビュー作。脚本は久保田傑と三原監督の共同。撮影を「ロマンス」の本田茂が担当している。主演は「釣りバカ日誌8」の室井滋。関西テレビ開局40周年記念作品。大阪地区では1998年9月26日に先行公開された。
東京に暮らす鈴木一家。頼りない父親の義之と天然な母親の光恵、無口な息子の賢司と片時もスマホを離さない娘の結衣、平凡でバラバラのどこにでもいる家族だった。そんなある日、突然あらゆる電気が使えなくなってしまう。動力源を無くしてガスも水道も止まり、乾電池すらも使えない。1週間を過ぎても状況は変わらず、義之は家族を守るため東京脱出を宣言する。だが便利な生活に慣れ切った鈴木家のサバイバルは困難を極める。