舞台は、15世紀のパリ。そこにあるノートルダム大聖堂の鐘楼にひっそりと暮らす鐘衝き男・カジモドは、容姿こそ醜いが、優しく純粋な心を持った青年。彼は、育ての親・フロローの言いつけで外に出る事を許されず、友人は3人組の石像だけだった。 そんなある日、町の祭で楽しく盛り上がる人々を見て、我慢出来なくなったカジモドは遂に大聖堂を飛び出した。

ワシントンDCの警察で刑事をしながら犯罪心理学を研究するクロスは、ノースカロライナで姪ナオミが何者かに誘拐されたと聞き現地へ。実は同地では8人の女子大生が次々に誘拐され、そのうち3人は遺体になって見つかっていた。犠牲者3人の誘拐された順序が殺された順序と異なることから、犯人の目的が殺人ではないと主張するクロス。やがて9番目に誘拐され、犯人のアジトから脱出した外科医ケイトからクロスは手掛かりを得る。

修道院で食事係を務めるドジな男ナチョは、孤児たちに美味しい食事をさせたい一心で、幼いころから憧れていたルチャ・リブレの覆面レスラーになる。相棒のスティーブンとともに厳しい特訓を積んだ後、修道院には秘密でリングに上がるナチョ。彼らは連戦連敗を重ねながらも、チャンピオンのラムセスと戦うチャンスを手にする。果たしてナチョは試合に勝てるのだろうか!?

アイオワ州に住むウォレスはロンドンに住む弟のもとを訪れるが、多忙な弟は兄の相手をできず、やむを得ずウォレスを演劇体験型ゲームに参加させる。役者志望だったウォレスは大乗り気だが、彼が英国諜報部からの電話を取ったことで事態は思わぬ方向へ…。

1944年、第二次世界大戦下のドイツ。若き中尉トミー・ハートはドイツ軍に捕まり、5万人もの連合国軍捕虜が囚われているムースブルグ捕虜収容所に送られてきた。ある日、その収容所内で死体が発見される。死んでいたのは人種差別主義者として知られていたアメリカ人捕虜で、一人の黒人アメリカ兵に殺人の容疑がかけられる。ロースクールの学生だったトミーは彼の弁護を買って出るが、独自に調査を進めていくうち、収容所内でアメリカ人捕虜を仕切っていたマクナマラ大佐の存在に行き着く。

遺伝子操作により生まれた超優秀な弟と超ダメ人間の兄という似ても似つかない双子の兄弟、ジュリアスとヴィンセント。35年間別々に暮らしてきた彼らが再会し、母を捜す旅に出るが……。シュワルツェネッガー初の本格的コメディ。

第二次世界大戦末期のギリシャ、ロードス島。この地に進駐したナチスドイツは、考古学調査を名目に数々の埋蔵文化財を略奪。元骨董商のヘヒト少佐が指揮を執る捕虜収容所では、日々発掘が行われていた。考古学者のブレイクをはじめ収容者たちはひそかに反乱計画を練っており、ついにそのチャンスが訪れる。アメリカ人のコメディアンが連行されてきて所内の空気が緩んだ隙を狙い、大レジスタンス作戦が実行される。