ジャケットを着た一見普通の青年・K.。異様な目つき、挙動不審なK.の手元には拳銃が握られていた。ある屋敷を訪れたK.は、出てきた老人をちゅうちょなく撃ち殺し、刑務所に収監された。そして数年後、出所したK.は途端に見境のない行動に出る。

FBI捜査官ウィル・グレアムは、連続殺人の捜査のため、精神科医のハンニバル・レクター博士に助言を受けていた。だが、偶然目にしたものからレクターが犯人であると判明、苦闘の末に逮捕する。しかし、これが影響して精神的疲労が募り、現役を引退。今は家族とフロリダで静かに暮らしていた。そんな彼のもとをある日、元上司のジャック・クロフォードが訪れる。彼はウィルに、最近起きた二家族惨殺事件の捜査協力を願い出た。一度は断るウィルだったが、殺された家族の状況を知るうち捜査に加わるようになる。それでもなかなか犯人像を割り出せないウィルは、やむなく拘禁中のレクターのもとへ意見を聞きに出向く。

テキサスの雨の夜、ハイウェイを車で走るジムは一人のヒッチハイカーを車に乗せる。だがその男の正体は凶悪な殺人鬼で……。ルドガー・ハウアーの不気味な演技が恐怖を誘う、ロバート・ハーモン監督のホラー・サスペンス。

孤独な女性オオバカナコは、怪しいサイトのアルバイトに手を染めたことでどん底に陥り、とあるダイナーにウエイトレスとして売られてしまう。重い鉄の扉を開けると強烈な色彩が広がるその店の店主は、以前は殺し屋だった天才シェフのボンベロ(藤原竜也)。そこは、凶悪な殺し屋たちが次から次へと現れる、殺し屋専用のダイナーだった。

両親と同居するブルーカラーの青年ビル・ウィリアムソン。彼は常に鬱屈し、怒りに満ちていた。その対象は地球の温暖化、世界の食糧危機、人口過剰、見境のない石油のムダ遣い。また、自分の日常もウンザリするようなことの連続。彼は自身以外の全てを憎み、ついに内なる憎悪が暴走。彼は自らの正気を証明するため、全身武装の無差別大量虐殺を始める。

クライヴ・バーカー原作による「血の本」シリーズ第2弾。心に深刻なダメージを持つ被験者をインタビュー・撮影し、恐怖心理の根源を探る3人の大学生。だが自らも心に傷を持つ彼らの実験はどんどんエスカレートし、禁断の領域へと足を踏み入れていく。

N.Y.。刑事マイク のもとに鼻血を垂らし、暴れて署に連行されたドイツの留学生ディーターが連れてこられる。彼の奇妙な様子に不信を抱いたマイクは住まいを調査し、保健省のテリーと出会う。彼女はディーターがエボラのようなウイルス性の出血症に冒されてないか、調べていたのだった。ちょうどその時、ディーターは拘置所の壁に血で「48」の文字を書き残して怪死する。マイクとテリーは、彼があるパソコンサイトにアクセスしていたことを突き止めるが、それは、想像を絶する恐怖のサイトだった……。