<15歳の夏、僕は彼に出会った―>陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会う。ある日、練習の後、友達と泳ぎに出かけ二人きりになったマークとシーヘルはお互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。ガールフレンドのイェシカと会っていても、シーヘルの頭の中にはマークが浮かんでばかり。その気持ちは友情なのか愛情なのか自分でもよくわからない。
シカゴ警察でトップの手腕を誇る人質交渉人ダニー・ローマン彼はある日、何物かの罠にはめられて、殺人罪と横領罪の濡れ衣を着せられてしまう。八方ふさがりの状況の中、彼に残された最後の手段それは警察ビルに人質をとって立てこもって時間を稼ぎ真犯人を突き止めることだった。 ダニーは、自分の交渉相手に、ほかの管轄区を担当する交渉人クリス・セイビアンを指名するが…。