パリ郊外の一軒家に住む、男二人に女一人の3人組。女が唯一の稼ぎ手で、たくましき中年男が家事いっさいを担当。そして彼らは一つベッドに眠る……。3人のアブノーマルな共同生活を、ごく自然にリアルに描写。異色な設定ながら、女流監督らしい細やかな演出に好感の持てる作品。
施設で暮らすシュー・ニエンは、裕福なシエ家に引き取られ、御曹司シエ・イエンと幼少期を過ごす。 ともに過ごし成長するうちに、お互いになくてはならない存在となった。 シエ・イエンは留学から戻り、彼女を連れてきたが、彼女はふたりの主従のような関係性が理解できず、シュー・ニエンの存在を疎ましく思うように。誤解を抱いたまま、次第にふたりの心の距離は離れてしまう。お互いに想いながらも、周囲の思惑ですれ違うふたりの行く末は…?