NY。妻ジュリアの父親フィルが経営する投資銀行で働くデイヴィスだが、妻が運転する車で出社する途中、彼女は事故死してしまう。デイヴィスはそんな悲劇を機に、自分がジュリアを愛していなかったと感じるように。そんなデイヴィスは、自販機から商品が出てこなかったと苦情の手紙を送ったのを機に、自販機を管理する会社で苦情処理係をするシングルマザー、カレンと知り合い、彼女やその息子クリスと交流するようになる。
1959年、マサチューセッツ州レキシントンのとある小学校では創立記念日を迎えようとしていた。この小学校の生徒の一人、ルシンダの提案が評価され、みんなでタイムカプセルを埋めることになる。それぞれが思い思いに描いた『絵』をその中に閉じ込めて。50年後、それは予定通り掘り起こされた。この小学校に通う少年ケイレブは、不可解な数字で埋め尽くされた一枚の紙を持ち帰ってきた。彼の父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく。