夏休みを利用しておばちゃまの羽臼屋敷を訪れる“オシャレ”と6人の友人。だがおばちゃまはすでにこの世の人ではなく、戦死した恋人への思いだけで存在し続ける生き霊だったのだ。そして若返るためには少女を食べなければならない。ピアノや時計が少女たちを次々に襲い、羽臼屋敷は人喰い屋敷と化した……。

2004年4月12日、怪奇実話作家・小林雅文の自宅が全焼し、妻の焼死体のみが発見された。行方不明となった小林は、ビデオ作品「ノロイ」を完成させたばかりだった。

願いをかなえてくれる魔物マーシー・ブラックを呼び出そうと、友人リリーをささげる召喚の儀式に臨んだ少女マリーナ。 異様な事件を引き起こしたとして精神科病院に送られた彼女は15年後、退院を許される。 人生をリスタートしようとするマリーナだが、彼女にはマーシー・ブラックの存在を証明して葬り去るという秘めた目的があった。 姉のアリスとマーシー・ブラックをめぐる都市伝説の真相を追いかけるが、アリスの恋人が不可解な死を遂げ、さらに彼女の息子が不気味な行動を取り始める。

かつて日本中の子どもたちを恐怖に陥れた口裂け女の噂が生まれた町で、再びその噂が流れはじめる。やがて噂は現実となり、町の子どもたちが次々と姿を消していく。自身が担任を務めるクラスの生徒・美佳を目の前で連れ去られてしまった教師・京子は、同僚の松崎と共に調査を開始するが……。