韓国ドラマ「梨泰院クラス」で注目を集めたイ・ジュヨンが主演を務め、プロ野球選手を目指す女子高生の奮闘を描いた青春スポーツ映画。豪速球とボールの回転力が強みの女子高生チュ・スインは、高校卒業後はプロ野球選手の道へ進むべく練習に励んでいた。しかし女性というだけで正当な評価をされず、プロテストすら受けられない。さらに、友人や家族からも反対されてしまう。そんな折、プロ野球選手の夢に破れた新人コーチのチェ・ジンテが赴任してきたことで、彼女の運命は大きく動き出す。主人公を支えるコーチを「僕の中のあいつ」のイ・ジュニョク、母親を「無垢なる証人」のヨム・ヘランが演じる。

2009年、春。川藤幸一は教師に返り咲き、ピッチャーの安仁屋はじめニコガクナインも揃って3年に進級。そんな野球部に2人の新入部員がやって来た。ひとりは中学時代からその名を轟かせてきた大物、赤星奨志。もうひとりは、ひょんな誤解から部員の平塚に尊敬の眼差しを向ける濱中太陽。しかし、メジャーリーグを目指している赤星は横柄な態度でチームの和を乱し、濱中もまた平塚に抱いていた幻想を早々に打ち砕かれ、すっかりやる気をなくしてしまう。そんな中、夏の予選大会を前にニコガク野球部に衝撃が走る。

松山の、とある会社に子規という男が出向してきた。子規は以前の会社では野球で活躍してきたので、ここでも野球部を作ろうという話が持ち上がった。 高校時代に名スラッガーだった健は、恋人のミチコに後押しされ、野球部に参加することになった。ある日、子規は健に、自分が以前の会社の野球部の男仲間との恋愛問題が表沙汰になって左遷されたことを伝えた。 子規がゲイだと知った健は、風呂で子規の裸を見たとたん、なぜか欲情する自分に気づき、悩んだ。