1964年、アイルランド、ダブリン。マグダレン修道院に、時を同じくして3人の少女が収容される。孤児バーナデットはその美しさで周囲の少年たちの目を惹きつけてしまうことが、マーガレットは従兄弟にレイプされたことが、そしてローズは未婚のまま赤ん坊を産んだことがそれぞれ“罪”とされたのだった。彼女たちは、修道院を管理する修道女たちに性悪女と決めつけられ、祈りと労働によって神に奉仕し“罪”を悔い改めるよう言われるのだった。しかしそこで彼女たちを待っていたのは、過酷な労働と自由の一切ない刑務所以上に非人間的な環境だった。

16世紀末の英国が舞台の歴史ロマン大作。女王の愛を受けた貴公子オルランドは不老不死となり、その後400年にわたって世界を駆け抜ける。ヴァージニア・ウルフの原作を独創的アイデアで映画化。

男性しか参加できない伝統儀式に紛れ込んで“幸せの十字架”を手にしたために糾弾されたヒロインが、女性というだけで様々な不利益を受けてきた理不尽な世の中に不満を爆発させ、幸せを求めて孤独な闘いを繰り広げるさまをユーモアを織り交ぜて描いた社会派ドラマ。主演はゾリツァ・ヌシェヴァ。監督はマケドニア出身の女性監督テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ。  北マケドニアの小さな街に暮らすペトルーニャは32歳の...