1920年にアメリカの小さな炭鉱で実際に起きた事件を背景に、その時代のアメリカの暗黒面を浮き彫りにしてゆく。エグゼクティヴ・プロデューサーはアマー・ジャコブ・マリンとマーク・バルサム、ジェリー・シルヴァ、製作はペギー・ライスキーとマギー・レンジ、監督・脚本は「ベイビー・イッツ・ユー」のジョン・セイルズ、撮影はハスケル・ウェクスラー、音楽はメイソン・ダーリングが担当。出演はクリス・クーパージェームズ・アール・ジョーンズほか。
仕事に打ち込むジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)は、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかし、ニコルが末期ガンの宣告を受けた日から、一家の生活は一変してしまう。妻の介護と子育てによる負担が日に日に重くのしかかるマット。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、辛く苦しい時も長年支え合ってきた 2 人の親友・デイン(ジェイソン・シーゲル)だった。デインもまた、かつて人生に絶望した時にマットとニコルから心を救われた過去を持っていた。デインは、彼らを手伝うため、はるばるニューオリンズからアラバマ州の田舎町フェアホープまで車を走らせ、ティーグ家に住み込んでサポートすることに。2 年にも及ぶ闘病生活。3人の想いと苦悩が交錯していくなかで、愛と友情の先に彼らが見つけた希望とは……。
ファッション界の巨人、ガブリエル・“ココ”・シャネルの人生をシャーリー・マクレーン主演で映像化した伝記ドラマ。共演はマルコム・マクダウェル。また、若き日のココ・シャネル役でバルボラ・ボブローヴァ。監督は「アート オブ ウォー」、TV「ヒューマン・トラフィック」のクリスチャン・デュゲイ。1954年、パリ。15年のブランクから復帰を果たしたココだったが、周囲の反応は厳しいものだった。そんな時、彼女は孤児だった自分が今の地位を築くまでの困難な日々を振り返り、同時に切なくも情熱的ないくつもの愛に思いを馳せるのだった…。
13歳の少女が行方不明に。事件の捜査に没頭するひとりの検事が、真実を突き止めるために前代未聞の強硬手段に出る。実際に起きた事件を映画化したサスペンス。
幼少期から難病を患う村山聖は、入退院を繰り返す中で将棋と出会い、15歳で森信雄に師事する。10年後、名人になる夢をかなえるべく上京した聖は周囲に支えられながら将棋に全力を注ぎ、七段に昇段したころ、同世代で名人のタイトルを獲得した羽生善治に激しいライバル心を抱く。さらに将棋に没頭する聖だったが、がんが彼の体をむしばんでいく……。