大蛇の魔物が、数百年の眠りから目を覚まそうとしていた。陰陽師たちは、仲間の死の真相を突き止め、宮廷に渦巻く恐ろしい陰謀から天都を守ることができるのか。

アフリカの村。ある日、小さな男の子が母親の胎内から自力で生まれ出てきた。そして、自分でへその緒を切ると自らキリクと名乗るのだった。彼が生まれた村は今、窮地に立たされている。魔女カラバの脅威に晒されていたのだ。キリクの父親や村の男たちは、カラバに戦いを挑み、その結果みな彼女に喰われてしまった。カラバの呪いによって村の泉は枯れ、黄金も奪われてしまった。そんな中、キリクは“どうして魔女カラバは意地悪なの?”と村人に問いかける。その質問に“お山の賢者”だけが答えられると知ったキリクは、さっそく会いに向かうのだが…。

米ボストンから不思議な世界へ飛ばされた青年ジェイソン。彼は、酔拳の達人ルー・ヤンに助けられたことをきっかけに、如意棒を孫悟空の元へ返す旅に出る。ファンタジー・アドベンチャー。

古代中国、殷代末期。強大な勢力を誇る時の王・紂王(ちゅうおう)は、慢心により女神の怒りを買い、九尾の狐が化けた美女・妲己(だっき)に魅了されてしまう。紂王は妲己に操られるまま暴政を行ない、人間界は戦乱と妖魔たちが跋扈する乱世と化した。事態を重く見た仙界最強の道士にして周の軍師・姜子牙(きょうしが)は、弟子の楊セン(ようせん)らを派遣するが、妲己率いる妖魔軍団もこれを迎え撃つべく策略を巡らしていた。