ペネロペ・クルス演じるライムンダの娘パウラが、養父であるライムンダの夫を刺殺してしまう。娘のためと事件の隠蔽を図っていると、最愛の叔母が亡くなったとの知らせが届き……。たくましく生きる女性の姿を描いた、ペドロ・アルモドヴァル監督作品。

ニューヨークのコロンビア大学で超常現象や幽霊・霊体の研究を行っていたピーター・ヴェンクマン博士ら冴えない研究者3人。ある日、一方的に研究費を打ち切られたことをきっかけに借金に借金を重ね、科学的に超常現象全般を扱い幽霊退治を行う会社「ゴーストバスターズ」を開業。当初は資金もなく依頼もゼロに近かったが、とあるホテルでの幽霊退治をきっかけにビジネスは大当たり、メディアや行政からも注目視される。

30年間にわたり原因不明の地震が頻発する田舎町。そこで暮らし始めたフィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で見たこともないハイテク装備の数々と〈ECTO-1〉と書かれた改造車を発見する。科学者だった祖父イゴン・スペングラーは〈ゴーストバスターズ〉の一員で、30年前にニューヨークを襲ったゴースト達をこの町に封印していた。地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。「なぜこんな場所に封印を?おじいちゃんが死んだとき一体なにが?」…祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴースト達の封印が解かれ、町中にあふれかえる。いま、ゴースト達の復讐劇が始まる――

ニューヨークのTV局に勤める若社長フランクは、視聴率と金儲けのために生きる傲慢な男。クリスマスの夜、そんな彼の前に3人のゴーストが現れる……。ビル・マーレイ主演の現代版『クリスマス・キャロル』。

破壊神からニューヨークを救った彼らだったが、破壊した建物などの賠償金を市と州より請求された上、数々の違法行為の責任を押し付けられ「ゴーストバスターズ」社は破産してしまい、依頼もぱったりと来なくなった。市民も彼らと超常現象を忘れ去り、4人組もそれぞれ別の道を歩んでいた。

心霊学者のジェームズは、屋敷に出没する幽霊に悩まされているという女性から除霊を依頼され、幼い一人娘のキャットを連れてそこを訪れる。その屋敷では、3人の幽霊たちが嫌がらせをして人間を近づけまいとしていたのだ。だが、彼らの甥である少年幽霊キャスパーは、友達のいない寂しさからキャットに親近感を持ち、彼女の前に姿を現わす。初めは驚いたキャットだったが、心優しいキャスパーとすっかり仲良しになる。