1920年代のハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティの主役だ。会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画製作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は…?

高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。そこで開催される乱交パーティーに、ニート、フリーター、サラリーマン、女子大生、保育士、OL、ピアスだらけの女たちが参加する。セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。<演劇ユニット「ポツドール」を率いる三浦大輔が同ユニットの舞台劇を映画化したドラマ。乱交パーティーに集まった、年齢も肩書もバラバラな男女たちが抱える欲望、嫌悪、劣等感といったものが絡み合い、思わぬ事態を引き起こす。池松壮亮、門脇麦のほか、新井浩文、滝藤賢一、田中哲司ら実力派が結集。彼らの熱演に加え、人間の愚かさやかなしみを深く見つめたテーマに考えさせられる。>