夫の一浩とともに銭湯を営んでいた双葉は、夫の失踪とともにそれを休み、パン屋店員のバイトで娘の安澄を支えていた。ある日職場で倒れた彼女が病院で検査を受けると、伝えられたのは末期ガンとの診断であった。2~3カ月の余命しか自分に残されてはいないと知り落ち込む双葉だったが、すぐに残されたやるべき仕事の多さを悟り立ち上がる。

ニューヨークに暮らす若き母親ローラは、ひょんなことから結婚生活への疑いを抱く。そこで、伝説のプレイボーイである自分の父親と2人で、夫の尾行を始めるのだが...。