北イタリアの小さな村で出張の途中出会った魅力的な女教師に恋焦がれる青年の物語「ありえない恋の物語」、自らの父親を殺したという女性と一夜を過ごした男を描いた「女と犯罪」、2組の男女の恋の行方を綴った「私を探さないで」、ある女性に一目惚れした青年のエピソード「死んだ瞬間」の4話からなるオムニバス。
野火明監督の短編映画。1992年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭の自主製作映画部門・BJシネマ大好き映像大賞の両部門でグランプリを受賞し、審査員であったツイ・ハークから絶賛された。 男はしがない大道芸人、一人路上でパントマイムを演じる。女は大勢の男を騙して金をせしめる日々、罪悪感は全くない。ふとしたきっかけで、二人は出会った。そして、二人の心に何かが芽生えた。だが、二人に待ち受けているのは残酷な現実だった。