なぜ、エルサに力は与えられたのか――。 命がけの妹アナによって、閉ざした心を開き、“触れるものすべてを凍らせてしまう力”をコントロールできるようになったエルサは、雪と氷に覆われたアレンデール王国に温かな陽光を取り戻した。そして再び城門を閉じることはないと約束した。それから3年――。 深い絆で結ばれたアナとエルサの姉妹は、王国を治めながら、失われた少女時代を取り戻すかのように、気の置けない仲間たちと平穏で幸せな日々を送っていた。しかしある日、エルサだけが“不思議な歌声”を聴く。その歌声に導かれ、仲間のクリストフやオラフと共に旅に出たアナとエルサは、エルサの持つ“力”の秘密を解き明かすため、数々の試練に立ち向かう。果たしてなぜ力はエルサだけに与えられたのか。そして姉妹の知られざる過去の“謎”とは? 旅の終わりに、待ち受けるすべての答えとは――。

時は中世。姫君は、城の高い塔のてっぺんの小部屋に閉じこもり、その顔を人々の前に見せることはない。やがて婿となる男性の現れる日まで、無垢な身でいつづけることがその使命なのだ。だが、彼女──アリーテ姫は、塔の窓から見下ろす城下の町に生きる人々の姿を見ては、生きることの意味を考えていた。ある日、古文書を読み解いて秘密の抜け穴を探り当てた彼女は、城を抜け出し町へ出る。城下町は職人たちの世界。そのひとつひとつの手が意味ある物を生み出していくさまは、まるで魔法を見るかのよう。人の手にはこれ程の可能性がある。だったら、私の手にだってできる何かが…。

アナの誕生日の朝。エルサはこの日を完璧な一日にすべく、クリストフたちとともにとびきりのサプライズを準備していた。城中に張りめぐらされた赤い糸をたどっていくと、あちこちにアナへのプレゼントが隠されているという仕掛けだ。誕生日の特別なドレスに身を包み、エルサとアナは糸をたどり始める。だがエルサはどうやら風邪をひいたらしく、くしゃみが止まらない。心配するアナをよそに、ひとり張り切るエルサだった。

イギリスの小さな村の陶芸工マイヤーじいさんが作ったねずみの人形に生命が芽生えた。ウサギのように長い耳を持ち、青い体に短い尻尾のそれは、自分のことをトンデモネズミと名乗り、やがて冒険の旅に出る。冒険の途中、トンデモネズミはおばけのドロロン、鷹のキャプテンホーク、そして内向的な少女ウェンディたちと仲良しになる。旅を続け、苦難に立ち向かうことで勇気を学ぶトンデモネズミだったが、トンデモネズミを食べてしまおうとする謎の敵・トンデモネコの脅威が知らないうちに迫っているのだった。「日生ファミリー劇場」スペシャル番組として放送された、ファンタジーアニメーション。

強大な軍事力を持つ昆虫型生命体、フォーミックとの宇宙戦争を続けている人類。その第2次侵攻に備えるべく、世界中から優れた少年兵士たちが防衛軍ベースキャンプのバトルスクールへと集められ、宇宙で戦う技術と知識をたたき込まれていた。そんな中、戦いを終わらせる特殊な能力を秘めているとして少年エンダーもベースキャンプに送られる。生命を持つ者同士が戦争で殺し合うことに強い疑問を抱きながらも戦士の才覚を発揮し、少年戦士の指揮官となるエンダーだった。