オフ・ブロードウェイのヒット・ドラマの映画化。リアルなホモ・セクシュアルの世界を通して、男の孤独、疎外感、自己嫌悪の情を鋭く描く。製作・原作・脚本はマート・クロウリー、監督は新人ウィリアム・フリードキン、撮影はアーサー・J・オーニッツ、編集はジェリー・グリーンバーグが各々担当。出演は舞台の9人の男優を起用している。「屋根の上のバイオリン弾き」のレオナルド・フレイ、ケネス・ネルソン、クリフ・ゴーマン、フレデリック・コムズ、キース・プレンティス、ローレンス・ラッキンビル、ルーベン・グリーン、ピーター・ホワイト、ロバート・ラ・トゥールノウなど。

英国の名門オックスフォード大学で、数百年もの歴史を誇る秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。約2万人いる学生のうち、上流階級出身でイケメンであることなどの条件をクリアして、わずか10人の狭き門に選ばれた超エリートたちには、輝かしい未来が約束される。“ライオット・クラブ”の新メンバーに晴れて選ばれた新入生のアリステアとマイルズは、すっかり有頂天となるが、やがてクラブの実情を知り、衝撃を受ける。

後継ぎを望んでいた父親によって、女子にも関わらず"男"として育てられたオスカル。彼女はやがて近衛隊長となり、パリ革命という大きな流れに巻き込まれていく…。