タリバン政権下で生きる少女とその家族にスポットを当て、その恐怖と苦しみを描き、2003年カンヌ国際映画祭カメラドール特別賞を受賞した実力作。TV、映画、音楽が禁止されていたタリバン政権崩壊後初めてアフガン人の監督による、アフガンの映画が誕生したことの意味は重要だ。この作品で迫真の演技を見せた、マリナ・ゴルバハーリら次世代の才能を発掘した成果も大きい。アフガンの人々の日常生活に迫る記念すべき作品。

FBIの秘書課で働いていたエリンは、今では人気ストリッパー。お金を貯めて弁護士を雇い、夫から娘を取り戻すためなのだが、彼女はこの仕事がけっこう気に入っている。そんなある日、彼女に触ろうとした男を、別な男が殴るという事件が起きた。その殴った男がお忍びで来ていた下院議員だったために、やがて事件は思わぬ展開に…。