19歳の少女ゆきは、新宿の行きつけの喫茶店で、二郎という青年と出会って意気投合。彼と恋に落ち、処女をささげたゆきだったが、スリ集団の頭目である彼と行動をともにするようになり、自らも悪に手を染めていく。

異性を愛せぬトラウマを抱える女性の運命的な恋の、切ない顛末を描く官能劇。“SMの女王”として人気を博した谷ナオミが、ピンク映画の大御所・小川欣也監督と組み、男嫌いな板前の揺れる恋心を熱演。鮨屋を営むお久は、妖艶な容貌と腕の立つ板前として多くの常連に慕われるも、亡父から虐待され男性不信となり、かずえとの情欲に溺れていたが、異性とも関係をもつ彼女を目撃し衝撃を受ける中、謎の板前・信吉と出逢う。