女子テニスプレーヤーのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、女子選手の優勝賞金が男子選手の8分の1であることなど男性優位主義に不満を募らせていた。男女平等を求めるために仲間とテニス協会を脱退した彼女は、女子選手の地位向上を掲げた女子テニス協会を立ち上げる。そんなビリーに元男子チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)が男性優位主義代表として対決を申し込むが、それには妻に逃げられた彼にとっての人生逆転の意味合いもあった。

テニス王国と呼ばれる西高のテニス部に入部した少女・岡ひろみが、コーチの宗方仁と共にさまざまな逆境を乗り越え、天賦の才能を開花させていく。山本鈴美香の人気コミックをアニメ化、原作の第一部にあたる宗方の死までを描く。出崎統と杉野昭夫の名コンビが手掛けた、スポーツ青春ものの王道的作品。