1952年のイギリス、ロンドン。法曹界の重鎮としてその名を知られる老弁護士ウィルフリッド卿は、生死を彷徨う重病の床から、口うるさい付き添い看護婦ミス・プリムソル随行で退院を果たした。ウィルフリッドは事務所に落ち着く間もなく、事務弁護士メイヒューに連れられた未亡人殺しの容疑者レナード・ヴォールの弁護依頼を受ける。アリバイの証明者は夫人しかおらず、状況は極めて不利。まもなく彼らの元を警察が訪れ、レナードは殺人容疑で逮捕されてしまう。

1985年、旧ソ連初の宇宙ステーション、サリュート7と地球との交信が突如途絶えて、サリュート7は漂流を始め、このままでは地球に墜落する恐れも生じる非常事態に。やむなくソ連政府は、宇宙船を新たに打ち上げてサリュート7と手動でドッキングさせ、その原因究明と修復作業に当たることを決断。かくして、熟練の技師ヴィクトルと既に退役していたパイロットのウラジーミルの2人が、この決死のミッションに挑むこととなる。

ヒマラヤの村で暮しながら薬草の研究をしている植物学者のジョンは、かつて雪男に関する論文を執筆したことがあった。ある日、ジョンとヘレン夫妻のもとへ、友人の登山家たちがやってくる。彼らは雪男を発見して一攫千金を狙っており、ジョンに捜索を手伝ってほしいと依頼する。調査隊が持参した雪男の牙と思われる証拠を見たジョンは、雪男がいるという山に向かう。ついにある闇の夜、テントそばで雪男らしき人影を発見する。

神山高校に入学した折木奉太郎(山崎賢人)は、姉の指示で渋々廃部の危機にある古典部に入部する。もともと必要最低限のことしかやらない“省エネ主義”の彼は、ここで誰よりも好奇心旺盛な千反田える(広瀬アリス)と知り合う。さらに折木と中学校時代から付き合いがある福部里志と伊原摩耶花も入部してきて……。