ロシアの鬼才、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の慟哭サスペンス。12歳の息子を押し付け合っている離婚協議中の夫婦。ある日、息子が行方不明になり、身勝手な両親は自分たちの保身のため息子を探し始めるが……。
工場排水による漁場汚染で訴訟されている悪徳企業から弁護を依頼されたJ・チェンは仕事屋S・H・キンポーを使って原告側のリーダーに接触を図るが……。チェン、キンポー、ピョウのいつもながらのトリオが見せるアクションは好調だが、一番の魅力は文字通り“戦う弁護士”という主人公のキャラクター。