駆け出し作家のスティンゴが、ソフィーというユダヤ人女性と知り合う。彼女には誰にも語ることの出来ない恐るべき過去があり、それは彼女の人生を大きく左右する第1の選択であった。 ホロコーストを題材に、ナチスの強制収容所から生き延びたヒロインをメリル・ストリープが圧倒的な存在感で演じた感動作。ストリープは本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

ニューヨークの出版社に勤めるやり手の編集長マーガレット。40代独身で妥協を許さない彼女は、部下たちから“魔女”と恐れられていた。ある日、彼女は入国管理局から国外退去を命じられる。カナダ国籍の彼女は、忙しさでビザの申請を忘れていたのだ。なんとか処分を逃れたい彼女は、その場にいたアシスタント、アンドリューと結婚するとでまかせを言ってしまう。だが、もし嘘が発覚すれば両者とも重罪に問われることになってしまう。

出版社に勤める中年の男性が、同じアパートに住む美女に一目ぼれ。地下鉄の通風口の風によって白いドレスが舞いあがる名シーンなど、マリリンの清純なお色気やウィットに富んだ演出が見ものの名作。

51年、赤狩りの気配が忍び寄るハリウッド。新進脚本家ピーターは交通事故で記憶を失い、小さな町にたどり着く。彼を見て戦争から帰った息子だと思いこんだ老人は、彼とともに、休館中の老朽化した映画館マジェスティックを再建しようとする。

舞台は1931年のパリ。国際銀行家を夫に持つアナイスは、無名の作家ヘンリー・ミラーと出会う。野性的な彼に惹かれるが、彼の妻が現われると……。愛を求めて官能に溺れる3人の男女を描いた話題作。